大阪で推拿(すいな)整体を学ぶ学校/NPO法人 日本推拿医学協会認定校


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授業レポート

現場臨床見学レポート H.N

 辛悦推拿整体院にて見学

見学 1人目

脊柱管狭窄症の患者さん

この患者さんの起立筋には、沢山の硬結部分があるように思える。その中でも特に硬そうな腰椎4番5番、腸骨稜周辺をまず肘圧法にて刺激を加える。硬結部分は数か所あるようだが、それぞれ又はそのうちの1本を、腰椎から体側方向に剥がすように、そして次に体側から量つい方向に刺激を加えていた。胸椎9番から11番の両側、経穴肝兪・胆兪の辺りに強刺激を加えていた。腰椎周辺を肘圧法による刺激を加えていると、腰椎の関節が鳴った。脊柱が回旋しているときに、刺激を強く加えると鳴る場合があり、その後に筋肉痛がでるとのことである。

 

見学2人目

この患者さんは、左腕に痺れを感じるとのこと。

デルマトームの分布で見ると、C5、C6に相当するようだ。この頚椎の歪みも、胸椎の歪み(猫背)に起因するようである。最初に行う掌揉法・揉捏法・一指禅推法にて刺激し、特に左側頚椎5番6番辺りにある硬結を、拇指2本にて按法しそのまま伸ばすように往復する。そして胸椎1番から7,8番当たりの両側にある硬結を、内外に弾くように肘圧法にて刺激する。左側肩甲骨の外側縁と内側縁周辺を一指禅推法にて、三角筋の硬結を拇指按法にて刺激する。肩甲骨上角と胸椎の間の硬結を頭部側に立ち、肘圧法にて刺激する。胸椎棘上靭帯に柔らかい刺激を与えるように、小指球を使った滾法と膊運法を施す。頚椎の矯正を行った後、下肢に掌揉法・滾法・拿法を施し、腰椎の矯正を行う。

 

見学3人目

この患者さんは前回来院時に右側の肩と上腕の痛みを訴えていた。

肩甲骨外側縁と三角筋、三頭筋を拇指揉法・一指禅推法にて刺激する。棘上筋の停止部や三角筋の硬結部分を拇指按法。三角筋の硬結部分は肩関節に押し込むように刺激を加えていた。次に腰椎周辺を肘圧法にて刺激。ときおり外側から腰椎方向へ、頭部から腸骨方向へ押し込むように刺激を加えていた。そして吸い玉を腰椎両側に1個ずつ、肩甲骨・棘下筋辺りに1個、三角筋の肩関節辺りに1個施す。伏臥した下肢を持ちあげ、腰椎の前湾を強調するように矯正、次に腰椎を回旋させて矯正。

 

見学4人目

この患者さんは腰椎がグラグラしていて、起立筋の硬結がはっきり出ていて、自身が動いたり筋を弾くと音が比較的分かりやすく鳴る。

右側腰椎周辺と腸骨稜周辺の硬結に肘圧法を施す。そのとき、硬結を内外に弾くように刺激する。次に腸骨稜についているような細かい硬結部分を両拇指で伸ばすように刺激する。そして腰椎の位置を調節しながら矯正。

 

見学5人目

この患者さんは腰椎症なのだろうが、腰椎1番2番右側に痛点があるようである。

伏臥伸展で腰椎周辺を肘圧法にて刺激を加えた後、股関節と膝関節を屈曲させて腰椎周辺、腸骨稜周辺・中殿筋・大殿筋の硬結と坐骨からやや外側の坐骨神経を狙うように刺激をくわえた。その姿勢のまま腰椎や仙骨辺りに上から圧をかけた。そして伸展させて、右側のはハムストリングスと腓腹筋を掌揉法・拇指揉法にて刺激する。腰の矯正。

 

質問羅列

①一つの硬結部分に刺激を加える場合に、多方向から刺激を加える法が効果的なのでしょうか?

②猫背のように胸椎が後湾していると棘上靭帯に異常があることが多いのでしょうか?

③猫背と高血圧、または五臓の心との因果関係はありますか?

④肘圧法で脊柱周辺の硬結を刺激するときの、圧を加えたまま上下に動かす方法と弾くように内外に動かす方法とでは、効果にどのような違いがありますか?

⑤関節の上の硬結をその関節に向かって刺激を加えるのは、その関節にまたがっている腱を伸ばし、筋を弛めるためでしょうか?

⑥股関節と膝関節を屈曲させた姿勢で上から圧をかけて矯正をしたのは、下肢が内旋していたからでしょうか?

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